分析と持論を書いていく処

分析・仮説・持論を滔々と述べています|異論は認めます│こんな世界の見方もあるのだなという気付きを得て、楽しんでいただいたり、問題解決に役立てていただければと存じます

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

決断する時、様々な選択肢を思いつくことまでが出来ると仮定すると、そこからどれを選ぶか、というところにその人らしさが出るのかもしれません。例えば、他者からみると狂っている(ハイリスクノーリターンである)ような選択肢を選ぶ人が、その選択肢をハ…

劣等感との付き合い方は、次のようにするのが健康的ではないでしょうか。即ち、「外界が全く干渉しない安全で安心する自身の殻に閉じ籠もり、自身の声だけを聞いて暮らし、心地よくなる。暫く経って息苦しくなってきたら、外界へ目を向け、遥か高みに居る優…

先日、道路で信号待ちしていたバイカーが、歩道にいた自分のバッグから溢れ落ちた物を、わざわざバイクから降りて拾ってくれました。有り難いし格好良いと感じます。彼の利他性が、自身の利他的感性をくすぐった気がしました。

孤立無援であるように感じ、人生に絶望し諦めて死ぬということは、他の死の例にもれず、凡庸な死である気がします。そのような者は、自分が平凡であることに気がついていないように思います。大抵の体験は、凡庸な、他者のそれと大差ないものである、という…

正しい人など居ないように思います。正しく見える人なら居るように思います。正しい理論など無いように思います。正しく見える理論ならあるように思います。すべての正誤は暫定的なものであると感じます。

欲がなければ願いは生まれず、刹那の瞬間を生きることになるように思います。力がなければ願いは叶えられず、願いを持つことさえ許されず、無力感に打ちひしがれて生きることになるように思います。勇気がなければ願いさえ持てず、希望を持つことさえ許され…

信念とは重く、これを持てば、これを引きづって生きるしかないように思います。不治の持病であるような気もします。使命であり、歴史や未来や大衆からの自分以外の力を背後に感じるものである気がします。

死ぬことが怖いが、生きることも怖いと、息をしてただ縮こまって生きることしかしなくなるような気がします。それは、生きながら死んでいるような、贅沢な地獄である気もします。

何時でも、あなたを救うのは他人の言葉であり、あなたを騙すのも他人の言葉であるように思います。