分析と持論を書いていく処

分析・仮説・持論を滔々と述べています|異論は認めます│こんな世界の見方もあるのだなという気付きを得て、楽しんでいただいたり、問題解決に役立てていただければと存じます

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

なぜ根底においては無条件で自分を信じ楽観的であったほうが良いとされるのかというと、究極的な自己不信は自死に繋がるからであるように思います。故に、“根拠の無い自信を持つ”ということが叫ばれるのかもしれません。認知バイアスが命を繋ぐ、ということ…

死や損害を始めとするリスクを恐れて準備に時間をかけ過ぎると、保守的・排他的になりすぎる気がします。故に、守るものが時間という日々消費していく資産よりも価値が低い限り、不完全なまま、気楽に、無鉄砲に、無謀に、馬鹿に、挑戦をし続けて、大きな損…

相手が喜んでいるか幸せであるかは、相手が決めるのであって、自分が決めることではないのかもしれません。また、逆も然りである(自分が喜んでいるか幸せであるかは、自分が決めるのであって、相手が決めることではない)のかもしれません。ましてや、正し…

あることを知ると其の実行の勢いを失うように思います。ゆえに、無知の有用性は実行における勢いにあり、長期的な継続には無い気がします。

支配欲のある者の生存戦略は、自身の支配下に置く配下を増やして自身がルールの国を作ることであり、支配欲のない者の生存戦略は、これを受け入れるか、配下に置かれ搾取されないように、その者を大勢の者ともに失脚させようと抵抗することであるのかもしれ…

自己受容に関することでもありますが、向上心と自己否定は、手段であり目的ではないと考えることが、精神衛生においては必要であるのではないでしょうか。本当はなにも欠けている所などない、そのままで良い、変わらなくて良い、と自身の味方になることなく…

夢を追ってこれを叶えようとしなかったことを中年や老年になって悔いることがあるかもしれません。しかし、究極的には、夢を追っても追わなくても、平等に苦しく楽しく不幸で幸福でありうるように思います。というのも、何かを得る・得られないという成果は…

早急な成果獲得を求めて挑戦を行う場合があるように思います。対して、その人にとって挑戦が“挑戦”である限り、その人は自身の実力にそぐわないことをするのであり、従って早急な成果獲得は望めず、これは地味で日進月歩のものとなるように思います。つまり…

魂を売るということは、結果至上主義の根本にある決意であるように思います。結果の為にどこまでを切り売りするのかが問題となる時、魂と言い表わされるような自身の信念を捨てるという立場は、結果至上主義であるように思う為です。

仮に善悪があるとして、これを定義するとするならば、悪とは、絶望や苦しみや痛みを感じている時に、これを肯定し、自身にとって優しく真であると感じる思想であり、善とは、希望や楽しみや快適さを感じている時に、これを肯定し、自身にとって優しく真であ…

減点法で自身を採点するのは平等を重視しており、加点法で自身を採点するのは自由を重視しているように思います。また、前者は、ミスをする毎に自身の価値が低下していくと考え、後者は、一つのことだけ抜きん出て出来て他は全てできないが自身に価値はある…

究極的に真面目であろうとするならば、不真面目でもあるという矛盾が生じるのではないでしょうか。というのも、真面目であることで自身が崩壊しないように真面目に不真面目さを取り入れるように思うからです。詳しく言えば、真面目である為には、先ず自我と…

他人に対する恨みは、突き詰めれば、甘え(人の好意をあてにする気持ち)に行き着くように思います。それは、自分を、わかってもらいたい、知ってもらいたい、配慮してもらいたい、という甘えではないでしょうか。※甘えという言葉は、一般的にその者を非難す…

人へ何かを与えた後に、“裏切られた”“したでに出たら調子に乗られた”“感謝も何もされない”と思い怒りを感じるならば、それは何も与えていなかったといえるのではないでしょうか。自己を我慢し抑圧することによる脅迫・復讐を目的とした贈与であったのではな…

人の言動に影響を与える精神内の指令(司令)には、偏りはあるものの、父性的なものと母性的なものが存在するように思います。父性的な指令は、規律のもと個人の行動を統治し支配し、勇気と自我を与えるような気がします。母性的な指令は、感情のもと個人の…

決断とは、決別であり捨てることであり諦めることであるように思います。 そしてそれは、今手にしていないものを求める好奇心に基づいているように思います。

群れることと一人であることのメリット/デメリット

a. まず初めに、群れを成すことを好む人と一人であることを好む人には以下の違いがあるように思います。群れを成す人→支配的。直接的な命令・服従。権威主義。資源の独占よりも防衛・狩りの効率性というメリットを重視。外向性・協調性高。一人でいる人→支配…

自身の客観視は、チャンスを掴む際に必要であり、自身の主観的視点は、問題を突破する際に必要であるように思います。つまり、視野を広く持つこと(マクロ・大局観・意識拡散・森を見る)と、視野を狭くすること(ミクロ・意識集中・葉を見る)の双方の認知…

全て過ぎ去り歴史の一部となるから、心配しなくていいし、自惚れないほうがいいように思います。悲観に優しく、楽観に厳しいのが時であると感じます。故に、時とともに生きたいのならば、悲観した自分に優しく、楽観した自分に厳しく生きれば良いのかもしれ…

肉体という資産の不確実性

肉体は、老化と共に衰えるという点から見れば、減価償資産である気がしますが、使えば使うほど強化されたり、休むと回復されたりもするのでそうではないのかもしれません。そこが無機物と異なる点で、予想しにくい原因な気もします。

様々な自分の人格と付き合っている人は、様々な自分を使い分けることが出来るように思います。故に様々な人を理解し彼らに合わせることができ、視野が広いのでポジティブである気がします。人付き合いとは、即ち、自身の中の人格との付き合いであり、その人…