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早急な成果獲得を求めて挑戦を行う場合があるように思います。
対して、その人にとって挑戦が“挑戦”である限り、その人は自身の実力にそぐわないことをするのであり、従って早急な成果獲得は望めず、これは地味で日進月歩のものとなるように思います。
つまり、例えるならば、挑んでは失敗して挑んでは…の繰り返し、積み上げては崩され積み上げては…の繰り返し、志しては妨害され侮辱され志しては…の繰り返し、10000段まで階段を登ってはまた0段目に戻されて10000段まで階段を登っては…の繰り返しになるのではないでしょうか。
また、自身の死までにその成果が出るとも限りません。
ゆえに、挑戦を行う場合は、結果を求めつつもこれを焦らず、このトライアンドエラーによる帰納を楽しむことが実は効率的であるのかもしれません。