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あなたや多くの人々は、あの人を狂人・罪人・病人と呼ぶかもしれませんが、あの人からみればあなたや多くの人々が狂人・罪人・病人であるのではないでしょうか。
お読みいただきありがとうございました。
今日も良い一日をお過ごしください。
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「他者とは自分の鏡に過ぎない」という見方があります。
つまり、鬼は人のうちにも鬼を見るだけであり、凶悪な者に怯える者は自身の内にある凶悪性に怯えているのであり、悪を憎み嫌い悪と闘う者は自身のなかに悪を見て闘っている、という見方のことです。
確かに、警官が犯罪者に、精神科医が精神病者に、探偵が犯人に、王が奴隷になるのはよくあるストーリーである気もします。
つまり、相対する両者は、実は同じ価値観を共有しており、それを肯定するか否定するかの違いでどちらになるのかが決まるのではないでしょうか。
意識・関心を向けたものが、その人の世界観を形作り、その後の選択が、その人の根底にある信条となっていくのではないか、という話でした。
お読みいただきありがとうございました。
今日も良い一日をお過ごしください。
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才能とは、それによって苦しみ、それによって足元をすくわれ、それによって生かされ、それによって喜び、それによって死ぬものであるのではないでしょうか。
お読みいただきありがとうございました。
今日も良い一日をお過ごしください。
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本質主義の立場に立つと、お金を得て欲望を満たすことは、常に次善の策であると感じます。
つまり、人生における最善の解ではないということです。
ゆえに、お金にしがみつけば、最悪は回避できますが、人生の本質を見失うように思います。
人生の本質とは、「自分がなんの為に生きるのか」「自分はなんの為なら死んでいいのか」「自分は自分の命を何に使うのか」という問いへの答えのことです。
こちらの立場をとる場合は、思考を狭く深く掘り下げる傾向があると感じます。
対して、「そんなものに答えはない」とする実存主義のような立場もあります。
こちらの立場をとる場合は、思考を広く浅く広げていく傾向があると感じます。
お読みいただきありがとうございました。
今日も良い一日をお過ごしください。