分析と持論を書いていく処

分析・仮説・持論を滔々と述べています|異論は認めます│こんな世界の見方もあるのだなという気付きを得て、楽しんでいただいたり、問題解決に役立てていただければと存じます

考え方の四分類

心理学において、何かに依存して辛い思いをすると、自立して自分で何もかもしようとする、という考えがあります。

この考えに基づいて考えるならば、人々の考え方(価値観)を次の四つに分類できるのではないか、という仮説を立てました。

①依存的な考え方
受け身(他力本願)、受容、諦め(許し)、素直さ、神経症的傾向が高い(感情の起伏が大きい)、迷いやすい、愚痴が多い、行動力を欠く、といった特徴があるように思います。

一般的には、女性的である、と言われるように思います。

士農工商で例えれば、農民的といえるような気もします。

辛い、傷つく、といった体験をして、この感情をそのまま主張すれば①に、そのような感情をもたらす原因を改善しようと行動すれば②や③に移行すると予測します。

②や③に対しては、「無情である」「倫理観が欠如している」といった感想を持つような気がします。

②自立的な考え方1
①から学び、努力することで、感情を抑圧する方法へ移行する場合があるように思います。

その場合のうちの一つは、自己中心的、恐怖で他者を制御しようとする、競争や争いや闘いの肯定、固定的な考え、規則を破らない、他者の責任も持つ、恩義に報いる、服従を良しとする、権威依存、ファザー・コンプレックス、といった特徴があるように思います。

一般的には、男性的である、と言われるように思います。

士農工商で例えれば、武士的と言えるような気もします。

根底では①に共感している、或いは、過去に①の体験をしている、と予測します。

①に対しては、「怠惰である」「頭が悪い」といった感想を持ち、③に対しては、下記の③の特徴を短所として論う傾向にある気がします。

③自立的な考え方2
①から学び、努力することで、感情を抑圧する方法へ移行する場合のうちの二つ目は、

他者中心的、利益で他者を制御しようとする、規則を破る、平等、他人の気分をよくさせる、全てを自己責任に帰す、利益を良しとする、大衆依存、マザー・コンプレックス、といった特徴があるように思います。

一般的には、男性的である、と言われるように思います。

士農工商で例えれば、商人的と言えるような気もします。

②と同様に、根底では①に共感している、或いは、過去に①の体験をしている、と予測します。

①に対しては、②と同じような感想を、②に対しては、上記の②の特徴を短所として論う傾向にある気がします。

④自己不信的な考え方
①、②、③の何処にも属さないようにする場合もあると予測します。

この場合、自己不信(懐疑的・批判的・反骨精神)、平和主義、回避的、味方・敵を作らない、クリエイティブ、新規性欲求が強い、行動力を欠く、といった特徴があるように思います。

変動的で、自身を型にはめることを嫌う傾向がある気がします。

①、②、③全ての立場を理解しつつ疑い、①に共感している状態であるように思います。

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ここ迄読んでいただきありがとうございます。今日も良い一日をお過ごしください。