分析と持論を書いていく処

分析・仮説・持論を滔々と述べています|異論は認めます│こんな世界の見方もあるのだなという気付きを得て、楽しんでいただいたり、問題解決に役立てていただければと存じます

争いを避ける人/争いを避けない人

A. 争いを避ける人が居ます。

個人的に、彼らには、癒やし系・親しみやすいと評され、その瞬間ごとの相手の攻撃性を緩衝剤のように吸収する人である、という印象を受けます。

人間の負の面(社会へ不利益を与える性格の特性)を疑い信じず、正の面(社会へ利益を与える性格の特性)を見て信じる傾向があるのではないでしょうか。

もしかすると、兵の傷の手当てをした後、また傷ができるとわかっていながら兵を戦地へ送り返しつつも、ひたすら傷を治そうとする、というイメージに例えられるかもしれません。

争いを避けない人のやり方を、現実的ではない、できることからやるべきだ、大きなことをするときはリターンも大きいが失うものも大きいから独断・短時間で決めるべきではない、といったふうに批判するように思います。

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B. 争いを避けない人が居ます。

個人的に、彼らには、攻撃的で無情と評され、相手の攻撃性を生み出している社会の仕組みを変えることを目指す人である、という印象を受けます。

人間の負の面(社会へ不利益を与える性格の特性)を見て信じ、正の面(社会へ利益を与える性格の特性)を疑い信じない傾向があるのではないでしょうか。

もしかしたら、負傷した兵の手当てをせず、兵を再度戦地に送らなくていいように、停戦合意の締結に尽力する、というイメージかもしれません。

争いを避ける人のやり方は、一時的な対処療法に過ぎず意味がない、本質を見ていない、その場しのぎで大した貢献もしていないのに評価されている、自分は安全な所にいて困窮する人々を助けようと行動しない、彼らを一刻も早く救うためにスピードが大事なので独断・短期間で決めるべきだ、といったふうに批判するように思います。

C. どちらのやり方が真に利をもたらすかを判断することは難しいように思います。というのも、規模・時間・達成可能性などを考慮に入れれば、より複雑になると思うためです。



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