攻撃性をもたらす動機の評価─利己的な視点から─
怒りと憎しみ、飢餓、尊敬されたい・受容されたいという欲、利得を求める欲、分裂した精神。
これらに突き動かされる時というのは、競争心と攻撃性が増し、限りあるパイを奪いこれを独占することを望むようになるのではないでしょうか。
そして、手に入れたらいつ奪い返されるかと怯えながら守るようになるかもしれません。
しかし、このように、万人に共通の動機は、予想されやすく、それ故利用されやすく対策されやすいようにも思います。
よって、自分がこれらに突き動かされ行動することは、社会内における生存戦略としてみると不利であるように思います。
しかし一方で、これらの動機を理解し受容し、これに突き動かされて行動することは時に利をもたらすとも思います。
何故なら、生へと突き動かす大きな力である為です。他者に利用され対策されても、時にこれを打ち破るほどの力を発揮し生存に有利になる場合がある為です。
以上、自身の生存に役立つか否かという利己的な視点からみた上記の動機の評価でした。