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純利益を維持する為に、自分(自社)の精神と身体に鞭打ち、コストカットするという選択肢があるように思います。しかし、これは本末転倒になる可能性があるのではないでしょうか。つまり、自身に鞭打つと、自身が提供するサービスの質が落ち、結果利益が減ることがあるように思います。
ここでの“質がよい”とは、世間が求める基準以上での要求という意味です。よって、清貧に傾き過ぎると、自身がその基準を理解できなくなり、要求に応えられなくなるのではないか、とここでは予想しています。
理想は、自身に鞭打ちコストカットしつつ、サービスの質を落とさないことであるように思います。しかし、やってみた感じとして、個人的には難易度が高いように感じました。
鞭打ちを鞭打ちと感じない程、世間と乖離した価値観を自身(自社)の内に維持する、というテクニックもあるように思いますが、これをすると、反社会的とみなされたり、その二面性を詐欺的であると批判されたりする可能性があるように思います。
とはいえ、そのような非対称性を維持しなければ純利益は維持できない訳で、そうなると上記のようなリスクは避けられないのかもしれません。