ほどほどを大事にするとは?
A. 世の中を楽に生きていくためには、ほどほどを大切にすることが必要であるように思います。
ですが、完璧主義であると、ほどほどを優先する価値観を受け入れることができないのではないでしょうか。
彼らは、人間関係が長く続かない、常に悲観的で不安になる、細かいことが気になって仕方がない、作り上げた完成物の質が一般より高い(精巧である)、という特徴を持つように思います。
B. さて、完璧主義者が、ほどほどを大切にすることを目的とすることは可能なのでしょうか。
完璧にほどほどである、ということは、矛盾していますから、もし完璧主義者が、ほどほどを目的としたなら、ほどほどであることもほどほどである、つまり、完璧にするときもあればほどほどにするときもある、というのが正解であることになるように思います。
ゆえに、ほどほどを大事にできるのは、変化して掴みどころがなく、不規則で、気分屋で、目的を持たず、その時・その場所に適応し続ける自由な人といえるかもしれません。
よって、完璧主義者がほどほどを大切にすることを目的とするには、自由を目的にすればよいのではないでしょうか。
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