繊細という運命・呪い
A. 繊細であるとは、一般よりも、五感が鋭いことである、と思います。そのため、一般よりもより痛みを感じる、ということであるとも思います。
そのため、彼らは、容易に被害者になってしまうと思ったり、そんな自身への怒りや不甲斐なさを感じることもあるのではないでしょうか。
人や世界と関わることで、多くの人よりも多くの傷を負うように思います。
B.ここでいう傷とは、自身や他者への不信を意味しています。
つまり、「どうしてあいつを信じていいと僕は思ったのか」「そんな失敗をしてしまった自分を許せない」「私を信じられない」「俺は俺の味方になれない」「自分への怒りを感じる」不信、後悔、嫌悪、罪悪感、といったものです。
C. このような時、経験や知識を素直に学んで自身を変化させる者、防御に走る者ほど、人付き合いにおいてのこのような不信を強めて行くように思います。
というのも、ここから学べることは、人を信じることは失敗である、ということや、人に期待することは失敗である、ということであるためです。
そして、防御を強化させるには、苦をもたらした体験・知識を活かして、これを回避することが必要とされるためです。
D. また、繊細な人は、繊細であることからくる苦への対処方法としての①回復か②防御か③麻痺に、人生が費やされることになるのではないでしょうか。
後日の記事(https://give-info.hatenablog.com/entry/2020/01/31/235913?_ga=2.184206627.48059442.1579869526-80278823.1571582311)へ続きます。
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