自由になりたい人と助けたい人
1. 自由になりたい人は死を恐れないか
○自由になりたい人は、変化、つまり、それまで持っていた自身の価値観を捨てて、他の価値観を得ること、また、それに従って行為すること、を自ら求めるように思います。
(それは、一つの価値観に浸ってくると、それに隷属してきたような不自由を感じるためだと予想します。)
そして、それまで持っていた価値観を捨てることを、古い自身が死ぬこと、と言い換えられるとすれば、変化はある種の死である、と言い換えることもできるのではないでしょうか。
また、そうであるとするならば、自ら変化を求める自由になりたい人は、死を恐れない傾向にある、といえるのではないでしょうか。
2. 自由になりたい人と助けたい人
○自由を求める才がある人にとって、世界は、自身を縛り付ける人や制度やものが溢れているところであるように感じるのではないのでしょうか。
また、助ける才がある人にとって、世界は、助けを求めている人が溢れているところであるように感じるのではないのでしょうか。
そして、彼らは、それらに対して感じる無力感と戦い続けるように思います。
○自由になりたい人が自由を求めて、助けたい人に助けを求め、
助けたい人が助けるために、自由になりたい人に自由を与えるとき、
両者はコミュニケーションをとっているといえるのではないのでしょうか。
○助けたい人は、助けてほしい人であり、精一杯な人であるように感じます。
また、自由になりたい人は、自由にしてほしい人であり、不自由な人であるようにも感じます。
ここ迄読んでいただきありがとうございました。
今日も良い一日をお過ごしください。