感情により決断した話
感情により決断する、とはどういうことなのでしょうか。
例えば、わたしは、過去に行ったキャリアの決断の動機が、怒り、つまり感情であったことがあります。
具体的には、文字通り命をかけてやるべき仕事などない、と思ったので進路を変えました。
そこでは、自分より遥かに優秀な人格者らが、全てを捨てて命までもかけて僅かな希望に賭けており、そういう仕組みに怒りが湧きました。これを当然としている伝統と、生きる為にそれに巻かれる上層に怒りが湧きました。
何故か、どうすれば、と疑問を持ちました。
そして、その怒りに従って進路を変える決断を下しました。
このように、感情により決断することは、自身の中の倫理観や正義感で決断することと等しいのではないでしょうか。同時に、そのような決断は、意図的であれ無意図的であれ、周囲に対するその価値観の表明となるのかもしれません。