農耕社会人と狩猟社会人
1.感情を自制している自身が好きで、農耕社会に生きるほうが自身のためになる、と思うなら、組織勤めが向いているように思います。
そして、所属する共同体から恩恵を得るには、その共同体において力を持つ者に好かれることが大事なのではないでしょうか。
平和のために、感情を抑え、耐え抜くことが、共同体全体への利益につながり、その利益拡大への貢献度により、収入が決まる、という仕組みだと感じます。
一方、協調性と配慮がマイナスに働くと、貢献度の競争になるように思います。
また、全体への視点を持つようになり、正義・分配・平等への意識が強くなるとも思います。
共同体を変えようとこれに働きかける傾向にあると感じます。
恩恵は安定して得やすいのではないでしょうか。恩恵をどれほど得られるかと、その恩恵を感じる主体が心身ともに健康であるかは、自身と各共同体によって決まるため、幸福は自身と共同体に依存するように思います。
自己と共同体内の自己、という役割としての自己規定をするようにも思います。
彼らは、世の中が、ある程度平和で、秩序立っていて、人々は階層によって区別され、共同体や国家によって生かされ、恩恵を受けて暮らしているところである、と認識していると思います。
人の特性は共同体の規律から成ると考え、所属によってその者の特性を予測するのではないでしょうか。
規律に従う人を完成した人格であるとみなすとも感じます。
2.自由で責任感ある自身が好きで、狩猟社会に生きるほうが自身のためになる、と思うなら、フリーの職種が向いているように思います。
恩恵は自身の責任と能力で得なければならないため、能力向上や休息が大事であるのではないでしょうか。
平和のために、自足し、争いを避けるため、等価交換の意識を持ち、交換の技術と自足能力をどれくらい身につけているかで収入が決まる、という仕組みだと感じます。
一方、利己的な意志と自己判断がマイナスに働くと、利益獲得の競争になる、と思います。
個への視点を持つようになり、対等・交渉・非干渉への意識が強くなる、とも思います。
自身を変えようとこれを自己鍛錬する傾向にあると感じます。
恩恵をどれほど得られるかと、それを感じる主体が心身ともに健康であるかは、自身と他者に依存するため、幸福は自身と他者に依存するのではないでしょうか。
自己とそれ以外、という個としての自己規定をするようにも思います。
世の中は、対立抗争が多く、秩序による拘束や階層による差別に苦しむ人が居るが、人々は皆平等で、
恩恵を得るために、共同体や国家に表向きはしかたなく従いながらも、各々好きなことをして自由に楽しんでいるところであると認識している、と思います。
人の特性は、その個人の経験や信条から成ると考え、自身の判断によってその者の特性を予測するのではないでしょうか。
自足できる人を完成した人格であるとみなすとも感じます。
ここ迄読んで頂きありがとうございました。
今日も良い一日をお過ごしください。